Glossary
京都観光 用語辞典
寺社めぐりで出会う宗教用語、京都の歴史をつくった人物、そして京都を舞台にした文学作品。 知っていると旅の見え方が変わる言葉を、ゆかりのスポットへのリンクとともに解説します。
宗教用語
- 本尊ほんぞん寺院や仏壇で最も大切な信仰の対象として安置される仏。仏像・絵画・曼荼羅・名号などの形をとり、その堂宇の中心に祀られる。寺…
- 祭神さいじん神社に祀られている神のこと。神社全体で祀る神の総称を「御祭神」、その中心となる神を「主祭神」と呼び分ける。複数の神を合わ…
- 伽藍がらん寺院の建物群、またはその配置を指す語。サンスクリット語の僧伽藍摩(そうぎゃらんま)に由来し、本来は僧が集い修行する場を意…
- 山号さんごう寺院の名(寺号)の前に冠する「〇〇山」という称号。中国で寺の所在地の山名を冠したことに始まり、日本では禅宗の伝来とともに…
- 塔頭たっちゅう禅宗寺院を中心に、大寺の境内や周辺に建てられた小院。高僧の死後、弟子がその徳を慕って墓塔のそばに営んだ庵に始まるとされる…
- 門跡もんぜき皇族や公家が住職を務めた格式の高い寺院、またはその住職を指す。もとは仏法の正式な後継者を意味したが、後に皇室・摂家ゆかり…
- 権現ごんげん仏や菩薩が人々を救うため、仮に神の姿をとって現れたものとする神号。本地垂迹という神仏習合の思想に基づく。「権」は「仮の」…
- 如来にょらい悟りを開いた仏を指す、仏像のなかで最高位の尊格。釈迦如来・阿弥陀如来・大日如来・薬師如来などがあり、装飾の少ない簡素な姿…
- 菩薩ぼさつ悟り(如来の境地)を目指して修行しながら、人々の救済に努める尊格。観音菩薩・地蔵菩薩・弥勒菩薩などがあり、宝冠や装身具を…
- 明王みょうおう密教の尊格で、如来や菩薩では導きにくい人々を、力をもって教え導くとされる。多くは怒りの形相(忿怒相)に炎を背負った姿で表…
- 神仏習合しんぶつしゅうごう日本固有の神への信仰と、大陸から伝わった仏教とが結びついて一体化していった現象。神社に仏像を祀る、寺に神を祀るなどの形を…
- 摂社・末社せっしゃ・まっしゃ本社とは別に、その神社の管理下で境内や付近に祀られる小規模な社。一般に本社の祭神と縁の深い神を祀るものを摂社、それ以外を…
- 護摩ごま密教で行われる、火に供物を投じて祈願する修法。サンスクリット語ホーマの音写で、火中の炎を仏の智慧とみなし、護摩木を焚いて…
- 曼荼羅まんだら密教で、仏や菩薩などの諸尊と、その位置関係や徳を一つの図像に体系的に描いたもの。サンスクリット語で「円・本質を備えたもの…
- 浄土じょうど仏や菩薩が住むとされる、煩悩やけがれを離れた清らかな国土。苦しみに満ちたこの世(穢土)と対比される。阿弥陀如来の西方極楽…
- 結界けっかい聖なる領域と俗なる領域を区切り、秩序を保つために定めた区域。もとは仏教で僧の修行空間を定める語だったが、密教と結びつき、…
- 五重塔ごじゅうのとう屋根が五層に重なる仏塔。釈迦の遺骨を祀った古代インドのストゥーパを起源とし、中国で楼閣建築と結びついて高層化したとされる…
- 観音菩薩かんのんぼさつ苦しむ人々の声を聞き、慈悲をもって救うとされる菩薩。観世音菩薩・観自在菩薩とも呼ばれる。相手に応じて姿を変えて救うとされ…
- 不動明王ふどうみょうおう密教の明王の一尊で、五大明王の中心。大日如来が衆生を導くために姿を変えて現れた仏とされる。右手に剣、左手に羂索を持ち、燃…
- 阿弥陀如来あみだにょらい西方極楽浄土の教主とされる如来。法蔵菩薩であった時に四十八の願を立て、修行の末に仏になったと説かれる。その名を称える者を…
- 七福神しちふくじん福をもたらすとして信仰される七柱の神々。恵比寿・大黒天・毘沙門天・弁財天・福禄寿・寿老人・布袋からなる。日本・インド・中…
- 三門(山門)さんもん寺院の正面に立つ大きな門。とくに禅宗で重んじられ、悟りに至る三つの関門を表す「三解脱門」を略して三門と呼ぶ。寺が山にあり…
- 注連縄しめなわ神聖な区域と外界とを区切る標(しめ)として張られる縄。多くは藁を綯い、紙垂(しで)を垂らす。神域や御神体を囲い、現世と神…
- 御神体ごしんたい神道で神霊が宿るとされる物体で、礼拝の対象となるもの。鏡・剣・玉などの人工物のほか、山や岩・木などの自然物も御神体とされ…
- 灯籠とうろう神仏への献灯のために社寺に立てられる照明具。火袋に灯をともす。屋外に多い石灯籠や金属製の釣灯籠などがあり、参道や境内に並…
- 御幣ごへい神道の祭祀で用いる幣帛(へいはく)の一種。木や竹の幣串(へいぐし)に紙垂(しで)を挟んだもの。幣束(へいそく)・幣(ぬさ…
- 巫女みこ主に神道で神に仕える女性。古来は神楽を舞い、祈祷や占い、神託を伝える役割を担った。明治以降は神社で神事の奉仕や神職の補佐…
- 神楽かぐら神道の神事で神に奉納される歌舞。祭典の際に神前に奉る歌を伴う舞をいう。語源は神の宿る場を意味する「神座(かむくら)」とさ…
- 修験道しゅげんどう山を神聖な場とし、山中での厳しい修行によって験力(霊力)を得ようとする日本の山岳信仰。古来の山岳信仰に密教・神道・道教な…
- 真言宗しんごんしゅう平安時代初期に空海(弘法大師)が開いた密教の宗派。空海が唐の恵果から学んだ密教を基礎とする。大日如来を根本本尊とし、身・…
- 天台宗てんだいしゅう平安時代初期に最澄(伝教大師)が開いた仏教の宗派。法華経を根本経典とし、すべての人が成仏できると説く。比叡山延暦寺を総本…
- 浄土宗じょうどしゅう平安末期から鎌倉時代に法然(法然上人)が開いた仏教の宗派。「南無阿弥陀仏」とひたすら念仏を唱える専修念仏によって、阿弥陀…
- 六道ろくどう仏教で、衆生が業(行い)の報いとして生まれ変わりを繰り返す六つの世界。天道・人間道・修羅道・畜生道・餓鬼道・地獄道を指し…
- 薬師如来やくしにょらい東方浄瑠璃世界の教主とされる如来。正しくは薬師瑠璃光如来といい、菩薩のとき十二の大願を発したと伝わる。人々の病や苦しみを…
- 釈迦如来しゃかにょらい仏教を開いた実在の人物・釈迦を、悟りを開いた如来として敬う呼び名。お釈迦さまとも呼ばれる。多くの宗派で根本の仏とされ、両…
- 千手観音せんじゅかんのん千の手と、その掌に一眼ずつを備えるとされる観音菩薩。多くの手であらゆる人々をもれなく救うとされる変化観音の一つ。実際の像…
- 弥勒菩薩みろくぼさつ釈迦の入滅後、五十六億七千万年の後にこの世に現れて人々を救うとされる未来の仏。それまでは兜率天で修行中の菩薩とされる。京…
- 地蔵菩薩じぞうぼさつ釈迦の入滅後、弥勒菩薩が現れるまでの仏のいない時代に、六道すべての人々を救うとされる菩薩。お地蔵さんとして親しまれ、特に…
- 立体曼荼羅りったいまんだら曼荼羅の世界を絵ではなく仏像の群像として立体的に表したもの。京都・東寺の講堂に、空海の構想により大日如来を中心とする二十…
人物
- 空海(弘法大師)くうかい平安初期の僧で真言宗の開祖。讃岐に生まれ、唐に渡って密教を学んで帰朝。嵯峨天皇から東寺を賜り、高野山を開いた。書や文芸に…
- 最澄(伝教大師)さいちょう平安初期の僧で日本天台宗の開祖。近江に生まれ、比叡山に草庵を結んだ。唐に渡って天台の教えを受け、帰朝後に比叡山延暦寺を拠…
- 法然ほうねん平安末期から鎌倉初期の僧で浄土宗の開祖。ひたすら念仏を称える専修念仏の教えを説いた。入寂の地に弟子が営んだ寺が、のちの総…
- 親鸞しんらん鎌倉時代の僧で浄土真宗の宗祖。法然に師事して専修念仏の教えを受け継ぎ、阿弥陀仏の本願による救いを説いた。主著に『教行信証…
- 栄西えいさい平安末期から鎌倉初期の僧で、日本臨済宗の祖とされる。二度にわたり宋へ渡って禅を学び、京都に建仁寺を開いた。宋から茶をもた…
- 菅原道真すがわらのみちざね平安時代の貴族・学者・漢詩人。学才で右大臣にまで昇ったが、政争により大宰府へ左遷され没した。のちに天神として祀られ、学問…
- 安倍晴明あべのせいめい平安時代の陰陽師。賀茂氏に陰陽道を学び、天文・占術に優れて朝廷に仕えた。のちに数々の伝説に彩られ、その邸宅跡に創建された…
- 紫式部むらさきしきぶ平安時代中期の女房・作家・歌人で、長編物語『源氏物語』の作者とされる。一条天皇の中宮彰子に仕えた。本名や正確な生没年は伝…
- 千利休せんのりきゅう戦国から安土桃山時代の茶人で、わび茶を大成した茶聖。堺の商家に生まれ、織田信長や豊臣秀吉の茶頭を務めた。のちに秀吉の怒り…
- 足利義満あしかがよしみつ室町幕府の第3代将軍。南北朝の合一を実現し、幕府の最盛期を築いた。京都北山に金閣を含む山荘を営み、北山文化を花開かせた。…
- 後白河上皇(後白河法皇)ごしらかわじょうこう平安末期の天皇・上皇。即位後まもなく譲位し、以後は上皇・法皇として長く院政を行った。平清盛や源頼朝らと渡り合い、激動の時…
- 平清盛たいらのきよもり平安末期の武将。伊勢平氏の棟梁として保元・平治の乱で台頭し、武士として初めて太政大臣に上った。一族で高位高官を占め平氏全…
- 足利尊氏あしかがたかうじ南北朝時代の武将で、室町幕府の初代将軍。鎌倉幕府の倒幕に加わったのち建武の新政から離れ、京都に武家政権を開いた。1338…
- 一休宗純いっきゅうそうじゅん室町時代の臨済宗の禅僧・歌人。形式にとらわれない自由な言動で知られ、後世「一休さん」として親しまれた。晩年に大徳寺の住持…
- 本阿弥光悦ほんあみこうえつ江戸初期の芸術家。刀剣の鑑定を家業とする本阿弥家に生まれ、書・陶芸・蒔絵など幅広い分野で活躍した。書では寛永の三筆の一人…
- 角倉了以すみのくらりょうい安土桃山から江戸初期の京都の豪商。海外貿易で富を築く一方、私財を投じて河川の開削に取り組んだ。大堰川(保津川)や京都の高…
- 夢窓疎石むそうそせき鎌倉末期から南北朝期の臨済宗の禅僧。後醍醐天皇や足利尊氏らの帰依を受け、夢窓国師の号を贈られた。作庭の名手としても知られ…
- 蓮如れんにょ室町時代の浄土真宗の僧で、本願寺第8世。衰えていた本願寺を全国に広がる教団へと発展させ、本願寺中興の祖と称される。京都に…
- 狩野永徳かのうえいとく安土桃山時代を代表する絵師で、狩野派の総帥。力強い筆致と金碧障壁画の豪壮な画風で知られる。織田信長・豊臣秀吉に重用され、…
- 俵屋宗達たわらやそうたつ桃山から江戸初期にかけて京都で活躍した絵師で、琳派の祖とされる。生没年は不詳。大胆な構図と装飾性に富む画風で知られ、代表…
- 尾形光琳おがたこうりん江戸中期に活躍した京都生まれの絵師・工芸家で、琳派を代表する人物。流派名「琳派」は光琳の名に由来する。俵屋宗達に私淑し、…
- 小堀遠州こぼりえんしゅう江戸初期の大名・茶人・作庭家で、遠州流茶道の祖。古田織部に茶を学び、徳川将軍家の茶道指南を務めた。「綺麗さび」と称される…
- 千宗旦せんのそうたん江戸初期の茶人で、千利休の孫。父・千少庵を継いで千家を再興し、わび茶の精神を徹底して受け継いだことから「乞食宗旦」とも呼…
- 織田信長おだのぶなが戦国から安土桃山時代の武将で、天下統一を目前にした天下人。尾張に生まれ、桶狭間の戦いなどで勢力を広げ、足利義昭を奉じて上…
- 明智光秀あけちみつひで戦国時代の武将で、織田信長の有力家臣。1582年に本能寺の変を起こして信長を討ったが、まもなく山崎の戦いで羽柴秀吉に敗れ…
- 坂本龍馬さかもとりょうま幕末の志士で、土佐藩出身。薩長同盟の成立や大政奉還の実現に尽力したことで知られる。海援隊を率い、新時代の構想を描いたが、…
- 小野篁おののたかむら平安時代初期の公卿・文人(802〜853)。参議に至り、漢詩の名手として白居易と並び称された。百人一首にも歌を残す。昼は…
庭園・建築
地名・文化
- 碁盤の目ごばんのめ京都市街の道路が東西・南北に直交し、碁盤の目のように区画されたまちの形を指す言葉。794年の平安京遷都で採用された「条坊…
- 烏丸通からすまどおり京都市街を南北に貫く主要な通り。平安京の烏丸小路を起源とし、明治以降の街路拡幅で京都駅正面に至る大通りとなった。金融機関…
- 四条通しじょうどおり京都を東西に走る最大の繁華街を形成する通り。平安京の四条大路を起源とし、東は八坂神社の石段下から西は松尾大社へと至る。四…
- 三条大橋さんじょうおおはし京都市街の三条通が鴨川を渡る橋。江戸時代には東海道五十三次の西の起点として栄えた要衝で、幕府直轄の公儀橋だった。豊臣秀吉…
- 寺町通てらまちどおり京都市街を南北に走る通り。平安京の東京極大路を起源とし、天正18年(1590年)の豊臣秀吉による京都改造で多くの寺院が東…
- 西陣にしじん京都市街の北西部、上京区・北区にまたがる地域の呼び名。応仁の乱で西軍が本陣を置いた跡地で織物業が再興されたことに由来し、…
- 花街かがい舞妓や芸妓が舞踊・音曲・お座敷遊びで客をもてなす街の総称。京都では「かがい」と読み、祇園甲部・宮川町・先斗町・上七軒・祇…
- 京町家きょうまちや京都市内に建つ伝統的な木造家屋。間口が狭く奥行きの深い「うなぎの寝床」と呼ばれる敷地形状や、通り庭・坪庭・格子・虫籠窓な…
- 五条大橋ごじょうおおはし京都市街の五条通が鴨川を渡る橋。牛若丸(源義経)と弁慶が出会ったとの伝説で広く知られる。豊臣秀吉の時代に現在地付近へ整備…
- 鳥辺野とりべの京都東山の清水寺の南、阿弥陀ヶ峰のふもと一帯を指す地名。平安京の代表的な葬送地で、遺体を風葬・火葬する地として『源氏物語…
- 化野あだしの京都嵯峨野の奥、化野念仏寺一帯を指す地名。平安時代からの葬送地で、当初は風葬の地であった。無常やはかなさを象徴する歌枕と…
- 蓮台野れんだいの京都の北、船岡山の西から千本通あたりに広がっていた地名。平安京の北の葬送地で、風葬・火葬が行われた。鳥辺野・化野とともに…
京料理
- 京料理きょうりょうり京都で育まれた日本料理の総称。大饗料理・精進料理・本膳料理・懐石料理・おばんざいといった食文化を総合し、昆布や鰹のだしを…
- 懐石料理かいせきりょうり茶の湯で、抹茶をいただく前に出される簡素な食事。一汁三菜を基本とし、千利休が茶道を大成するなかで、茶をおいしく味わうため…
- 精進料理しょうじんりょうり仏教の戒に基づき、殺生を避けて肉や魚を用いず、植物性の食材だけで作る料理。鎌倉時代に禅宗とともに本格的に広まり、豆腐・湯…
- おばんざいおばんざい京都の家庭で日々食べられてきた普段のおかず。語源は「お番菜」で、日常の・粗末なという意味を含む。昆布や鰹のだしを生かし、…
- 湯豆腐ゆどうふ昆布だしで豆腐を温め、薬味やつけだれで味わう料理。寺院の精進料理に始まり、南禅寺門前の茶店で供されたのが名物の起こりとさ…
- 京漬物きょうづけもの京都で作られる漬物の総称。すぐき・千枚漬・しば漬は京都三大漬物と呼ばれる。すぐきは上賀茂の社家、千枚漬は聖護院かぶら、し…
- 京野菜きょうやさい京都で育まれてきた特産の野菜の総称。一般に「京の伝統野菜」とブランド京野菜を指す。盆地特有の寒暖差と豊かな水、千年の都の…
- 抹茶まっちゃ覆いをかけて育てた茶葉を揉まずに乾かした碾茶を、石臼で挽いて粉末にした茶。鎌倉初期に栄西が宋から茶の文化を伝え、京都近郊…
和菓子
- 八ツ橋やつはし米粉・砂糖・ニッキ(肉桂)を混ぜて蒸した生地を薄く伸ばし、堅く焼き上げた京都を代表する干菓子。湾曲した独特の形をもつ。名…
- 生八ツ橋なまやつはし八ツ橋の生地を焼かずに蒸し上げた、やわらかくもちもちした食感の和菓子。三角形に折ってあんを包んだものが広く知られる。登場…
- 京菓子きょうがし京都で作られ発展してきた和菓子の総称。宮中・公家・社寺や茶の湯の文化を背景に洗練され、季節感を映す意匠を重んじる。宮中や…
- 上生菓子じょうなまがし練り切りやこなしなどで季節の風物を繊細に表した、生菓子のうち上等なもの。茶席で用いられることが多く、それぞれに季語のよう…
- 落雁らくがん米や豆などの澱粉質の粉に砂糖や水飴を混ぜ、木型に押して固め乾燥させた干菓子。「打ちもの」の一種で、茶席や仏事の供物として…
- 阿闍梨餅あじゃりもち京菓子司「満月」が製造する半生菓子で、同社の登録商標。餅粉などを練った生地に丹波大納言小豆の粒あんを包んで焼く。中央が盛…
- わらび餅わらびもちわらびの根から採れる澱粉「わらび粉」を水と砂糖で練り固め、きな粉や黒蜜をかけて食べる和菓子。透明感とぷるりとした食感が特…
- みたらし団子みたらしだんご串に刺した団子に甘辛い醤油だれをからめた和菓子。京都・下鴨神社の御手洗池に浮かぶ水泡を模したのが起こりと伝わる。一番上の…
- 水無月みなづき白いういろう生地の上に小豆をのせ、三角形に切った京都の夏の和菓子。6月30日の夏越の祓に、半年の罪穢れを祓い無病息災を願…
- 花びら餅はなびらもち薄く伸ばした白い餅に紅色の菱餅を重ね、白味噌あんとごぼうの甘煮を挟んで折りたたんだ正月の和菓子。宮中の正月料理「菱葩(ひ…
文学
- 源氏物語げんじものがたり紫式部が11世紀初頭に著した長編物語。光源氏を主人公に、平安貴族の恋愛や栄華、無常を描く世界最古級の長編小説で、平安京の…
- 枕草子まくらのそうし清少納言が記した平安時代の随筆。一条天皇の中宮定子に仕えた日々の見聞や自然観察を「をかし」の美意識で綴り、日本三大随筆の…
- 平家物語へいけものがたり鎌倉時代前半に成立した作者未詳の軍記物語。平家一門の栄華と滅亡を「諸行無常」の調べで描き、琵琶法師の語りによって広く伝え…
- 方丈記ほうじょうき鴨長明が1212年に著した随筆。京を襲った災害の記録と、晩年の閑居生活を通して人生の無常を説く。和漢混淆文による日本三大…
- 徒然草つれづれぐさ鎌倉時代末期に兼好法師(吉田兼好)が著した随筆。人生・自然・美意識など多彩な話題を全244段に綴り、無常観と趣の精神を伝…
- 古都こと川端康成が1962年に刊行した長編小説。京都を舞台に、生き別れた双子の姉妹の運命を、四季の風物や年中行事とともに描いたノ…
- 金閣寺きんかくじ三島由紀夫が1956年に刊行した長編小説。1950年の金閣寺放火事件を題材に、美に憑かれた青年僧の内面と破滅を一人称で描…
- 夜は短し歩けよ乙女よるはみじかしあるけよおとめ森見登美彦が2006年に刊行した恋愛ファンタジー。京都を舞台に、「黒髪の乙女」を追う「先輩」の奇想天外な恋を描き、山本周…