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三条大橋(さんじょうおおはし)
京都市街の三条通が鴨川を渡る橋。江戸時代には東海道五十三次の西の起点として栄えた要衝で、幕府直轄の公儀橋だった。豊臣秀吉の命で石柱の橋に改修された歴史を持ち、現在も擬宝珠の欄干で知られる。
- 架かる川
- 鴨川
- 近世の役割
- 東海道五十三次の西の起点

三条大橋の歴史
三条大橋は鴨川に架かる橋で、その存在が史料に登場するのは室町時代とされる。天正17年(1589年)には豊臣秀吉の命により、増田長盛を奉行として石柱の橋へと大規模に改修されたと伝えられる。
江戸時代には東海道五十三次の西の起点として位置づけられ、幕府が直接管理する「公儀橋」とされた。東国から京へ上る旅人が最後にたどり着く橋であり、京の玄関口として大いににぎわった。
見どころと現在
現在の三条大橋は橋長約73メートルの橋で、1950年(昭和25年)に架け替えられたものである。木製の欄干には擬宝珠(ぎぼし)が飾られ、近世以来の橋の風情を今に伝えている。
橋の北西側には秀吉の時代のものと伝わる石柱が残るほか、東詰には弥次さん喜多さんの像や、東海道の起点を示す石碑などがあり、街道の歴史を感じられる。鴨川の流れと東山を望む眺めもよく、市民や観光客の散策路として親しまれている。