No.1伏見稲荷・東福寺エリア東福寺
通天橋から見下ろす紅葉の谷は京都随一。朝イチで通過すると混雑を回避できます。
山号恵日山、臨済宗東福寺派の本山。本尊は釈迦如来。開基は1236年、聖一国師円爾弁円(えんにべんえん)。
Theme · 京都 紅葉
京都の紅葉は11月中旬から12月上旬が見頃の中心。寺社の借景庭園、嵯峨野・東山の散策路、山あいの里まで、京都ならではの紅葉名所を編集部が現地目線で整理しました。混雑回避のためには朝7〜9時、夕方ライトアップは並ぶ前の点灯前後を狙うのが鉄則です。
No.1伏見稲荷・東福寺エリア通天橋から見下ろす紅葉の谷は京都随一。朝イチで通過すると混雑を回避できます。
山号恵日山、臨済宗東福寺派の本山。本尊は釈迦如来。開基は1236年、聖一国師円爾弁円(えんにべんえん)。
No.2銀閣寺・哲学の道・平安神宮・岡崎エリアもみじの永観堂と呼ばれる名所。多宝塔と紅葉のセットが定番構図です。
浄土宗西山禅林寺派総本山。 \n平安時代初期に書家の藤原関雄が山荘として建てたといわれているが、のちに空海の弟子、真紹によって密教道場「無量寿院」と改められる。\nその後浄土宗に改宗。1077年頃、永観律師が浄土念仏を唱…
No.3銀閣寺・哲学の道・平安神宮・岡崎エリア三門越しの紅葉と疎水沿いの色付きが楽しめます。水路閣の絵作りも秋限定の魅力。
1264(文永元)年、亀山天皇の離宮として創建され、1291(正応4)年に臨済宗南禅寺派大本山として南禅寺と改められた。 \n広大な敷地には西から、勅使門、三門、法堂(はっとう)、方丈が一直線に立ち並ぶ。\n \n\n<…
No.4嵐山・嵯峨野エリア曹源池庭園の借景と紅葉。嵐山の山並みごと一望できます。
臨済宗天龍寺派大本山。霊亀山天龍資聖禅寺というのが正式名称。 本尊は釈迦如来、脇士普賢菩薩・文殊菩薩。もともとは嵯峨天皇の皇后橘嘉智子が営んだ壇林寺があった。 その後嵯峨法王が亀山殿を造営。のちに孫の後醍醐天皇に伝領され…
No.5嵐山・嵯峨野エリア嵯峨野の高台から見下ろす紅葉。境内は石段が連続するため動きやすい靴で。
1596年日禎上人(にっていしょうにん)が隠棲して開いた寺。 本堂は伏見城の客殿を移築したもの。 秋になると美しい紅葉のトンネルが見られる。
No.6嵐山・嵯峨野エリア苔と紅葉の絨毯。小さな茅葺き庵を包む静かな赤が印象的です。
法然の弟子、念仏房良鎮の創立。中世以降荒廃していたが平家物語の遺跡として明治に復興された。 現在は真言宗大覚寺派の尼寺。 白拍子の祇王が平清盛からの愛を失い、「嵯峨野奥なる山里に、柴の庵を引き結び念仏してこそゐたりけり」…
No.7清水寺・東山・祇園エリアライトアップとプロジェクションが秋の風物詩。臥龍池の水鏡が見どころ。
1606(慶長11)年、豊臣秀吉の正室であった北政所により、秀吉の菩提を弔うために建立された。 はじめは曹洞宗であったが、現在は臨済宗建仁寺派。高台聖寿禅寺というのが正式名称。 萩で有名な庭園(小堀遠州の作庭)、開山堂(…
No.8清水寺・東山・祇園エリア舞台と紅葉の組み合わせは京都の象徴。夜間特別拝観の混雑は18時前後がピーク。
780 (宝亀11)年、坂上田村麻呂の助力を得て、延鎮によって開かれた。歴史は古く、枕草子や源氏物語などにも登場する。法相宗。 <仁王門>桧皮葺、入母屋造り。清水坂を登りきると見える門。両側に高さ4mの仁王尊が建っている…
No.9京都石段と御影堂越しの紅葉。混雑が比較的緩やかな穴場系。
1175(承安)5年、法然が草庵を結んだのが始まり。浄土宗本山のひとつ。 御影堂(本堂)には、法然の遺影が安置されている。 幕末には会津藩の本拠地がありました。会津藩殉難者墓地もあります。 でも今はのどかな雰囲気です。子…
No.10銀閣寺・哲学の道・平安神宮・岡崎エリア三重塔の周囲を真紅が彩る。観光バスが少ない分、空気が落ち着きます。
984(永観2)年創建。正しくは「真正極楽寺」といい、「真如堂」は本堂の名前。その本堂は本瓦葺きの立派な建物で、京都六阿弥陀の一つである阿弥陀如来立像を安置。 本堂、三重塔とも江戸時代のもので、歴史的に新しいせいか、紅葉…
No.11岩倉エリア比叡山を借景にした枯山水と紅葉。撮影は禁止区域があるため案内に従って楽しみます。
後水尾天皇の隠居「幡枝離宮」として造られた。 枯れ山水の庭園は比叡山を借景としています。開発のために庭から見える比叡山の風景は年々狭くなっているようです。さらに庭の前にもうすぐマンションが建てられるらしいです。 美しい苔…
No.12大徳寺・上賀茂神社・西賀茂エリア鷹峯の高台から見渡す紅葉と垣根の美。本阿弥光悦ゆかりの静謐な空間。
江戸時代の芸術家、もと本阿弥光悦の住まい。1615年に徳川家康によってこの場所を与えられた。光悦の一族がこの地に移り、芸術家村として栄えた。光悦の死後寺に改められ、光悦寺独特の竹垣、「光悦垣」(臥牛垣(ねうしがき))や、…
No.13大徳寺・上賀茂神社・西賀茂エリア悟りの窓と迷いの窓越しの紅葉が話題。早朝の光線が一番きれいです。
曹洞宗。号は鷹峯山、本尊は釈迦如来。1347年世徹翁が隠居書として開いた。1694年に道白が再興し、臨済宗から曹洞宗にあらためられた。見所は本堂。「悟りの窓」と呼ばれる丸い窓と、「迷いの窓」と呼ばれる四角い窓、庭園を望む…
No.14大原・三千院エリア大原の里に降りる紅葉。苔と紅葉と石仏のレイヤーが効きます。
中心部からは遠く、アクセスは不便ですが、京都を代表する観光寺院のひとつとして有名で、庭園はとてもよく整備されています。
No.15大原・三千院エリア額縁庭園と紅葉。畳に座って静かに対峙できる稀少な体験。
伏見城で鳥居元忠の家臣数百名の自刃の際の床板を唐チた血天井がある。\n樹齢700年の五葉松や、庭園を額縁に見立てた額縁庭園が有名。
貴船川沿いの紅葉とライトアップ。気温が下がるので一枚多めに。
玉依姫が黄船に乗って淀川から貴船に上陸したのが創建と伝えられる。 元来は山林の神としての木生根(木生嶺)の神であったとも言われる。水を司る神様として有名 。平安遷都後は治水、祈雨祈晴の神として崇敬された。水占ができる。…
No.17鞍馬・貴船エリア山道を登りながら見る紅葉。叡電「もみじのトンネル」とセットで。
開基は鑑真の弟子であった、鑑禎(がんてい)。もともとは天台宗の寺院であったが、1949年以来は単立寺院として、独立して鞍馬弘教の総本山になっている。\n牛若丸義経が修行した場として有名。\n<金堂>本堂。銅葺き、朱塗り。…
No.18金閣寺・龍安寺・仁和寺・衣笠エリア金色の楼閣と紅葉の対比は京都の絵葉書級の眺め。
現在金閣寺のある地域は1224年に藤原公経(西園寺公経)が西園寺を建立、代々西園寺家の土地であったが、西園寺家の没落後、ここを譲り受けた足利義満が1397(応永4)年、北山殿として建立した。義満は政務をここから行い、北山…
No.19金閣寺・龍安寺・仁和寺・衣笠エリア五重塔と紅葉の組み合わせ。御室桜で有名ですが秋もおすすめ。
号は大内山、真言宗御室派総本山。 仁和寺門跡、御室御所とも呼ばれる。 京都を代表する寺の一つで、徒然草にも何度も登場する。 本尊は阿弥陀三尊。平安時代の886年、光孝天皇が着工したが、完成したのはその死後、888年宇多天…
No.20金閣寺・龍安寺・仁和寺・衣笠エリア石庭と紅葉の組合せが渋い。鏡容池周りの色付きも見逃せません。
石庭は世界的にもzen gardenの代名詞的存在でもあります。
No.21嵐山・嵯峨野エリア大沢池に映る紅葉と五大堂。広い境内なのでゆっくり回れます。
平安時代初期、嵯峨天皇の離宮として建立。 875(貞観18)年から寺に改められ、代々法親王が住持した。 宸殿の牡丹の間には狩野山楽による「牡丹図」「紅梅図」がある。 また、書院造りの正寝殿には狩野元信による墨絵山水の障壁…
No.22高尾・栂尾エリア高雄の山深い紅葉。京都の紅葉シーズン最速組で10月下旬から色付き。
神護国祚(じんごこくさ)真言寺 号は高尾山、高野山真言宗別格本山。本尊は薬師如来。 和気清麻呂が延暦年(782-806年)河内に建立した神願寺がその始まり。 現在の神護寺は以前は高雄寺と称されていたが、天長元年(824)…
市街地は11月中旬〜12月上旬が中心。北山・高雄・大原などの山間部は1〜2週間早く、10月下旬から色付き始めます。
朝7〜9時、または夕方15時以降が比較的落ち着きます。東福寺・清水寺・嵐山は特に午前中の早い時間が有利です。
高台寺・清水寺・永観堂・貴船神社・知恩院などが定番。点灯直後と20時以降が並ばずに入りやすい時間帯です。
東山(東福寺〜永観堂〜南禅寺)、嵯峨野(天龍寺〜常寂光寺〜祇王寺)、洛北(三千院〜貴船神社)のいずれかにエリアを絞ると効率的です。
雨に濡れた苔と紅葉のコントラストはむしろ美しく、写真も色乗りが良くなります。祇王寺・三千院・苔のある寺社は雨の日の方が記憶に残ります。