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不動明王ふどうみょうおう

密教の明王の一尊で、五大明王の中心。大日如来が衆生を導くために姿を変えて現れた仏とされる。右手に剣、左手に羂索を持ち、燃えさかる火炎を背負って忿怒の相をとる。護摩の本尊として多く祀られる。

位置づけ
五大明王の中心
本地
大日如来の化身とされる
持物
倶利伽羅剣・羂索
東寺(不動明王にゆかりのスポット)
東寺(不動明王にゆかりのスポット)

不動明王とは

不動明王は、密教における明王の一尊で、五大明王の中心に据えられる。密教の根本仏である大日如来が、煩悩の強い人々をも力強く導くために姿を変えて現れた仏とされる。

燃えさかる火炎を背負い、眉をひそめた忿怒の相で立つ姿が一般的である。右手に持つ剣は悪心や迷いを断ち切ることを、左手に持つ羂索(縄)は、迷う者を縛り正しい道へ導くことを表すとされる。

五大明王と京都の像

五大明王は、中央の不動明王のほか、降三世・軍荼利・大威徳・金剛夜叉の四明王を四方に配する。これらは密教の重要な信仰対象として造像され、護摩の本尊にも不動明王が多く用いられる。

京都の東寺講堂には、空海が構想したと伝わる立体曼荼羅の一群として五大明王像が安置され、密教の世界観を立体的に体感できる場として知られている。

不動明王にゆかりのある京都のスポット

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