用語 · 宗教用語
六道(ろくどう)
仏教で、衆生が業(行い)の報いとして生まれ変わりを繰り返す六つの世界。天道・人間道・修羅道・畜生道・餓鬼道・地獄道を指し、六趣・六界ともいう。
- 六つの世界
- 天道・人間道・修羅道・畜生道・餓鬼道・地獄道
- 別称
- 六趣・六界
- 京都の縁
- 六道珍皇寺周辺は「六道の辻」と呼ばれる

六道とは
六道は、仏教において生きとし生けるもの(衆生)が業の報いによって生死を繰り返す(輪廻する)六つの迷いの世界です。
天人の住む天道、人間の世界である人間道、争いの絶えない修羅道までを三善趣(三善道)、本能のままに生きる畜生道、飢えに苦しむ餓鬼道、最も苦しい地獄道を三悪趣(三悪道)と呼びます。悟りを開いて輪廻から解脱しないかぎり、生き物はこの六道をめぐり続けると説かれます。
京都「六道の辻」と六道珍皇寺
京都・東山の松原通あたりは、平安時代に風葬の地であった鳥辺野へ通じる入口にあたり、現世と冥界の境「六道の辻」と伝えられてきました。その中心が六道珍皇寺で、お盆に先祖の精霊を迎える「六道まいり」が600年以上続きます。境内には、小野篁が冥途へ通ったという伝説の「冥途通いの井戸」が今も残ります。