用語 · 宗教用語
注連縄(しめなわ)
神聖な区域と外界とを区切る標(しめ)として張られる縄。多くは藁を綯い、紙垂(しで)を垂らす。神域や御神体を囲い、現世と神域を隔てる結界の役割を持つ神道の祭具である。
- 分類
- 神道の祭具・標識
- 付属物
- 紙垂(しで)
- 語源
- 「占める」に由来とされる

注連縄とは
注連縄は、神聖な区域とその外とを区分するための標(しめ)として張られる縄である。語源は、ある場所を神のものとして「占める」ことにあるといわれる。多くは藁を綯って作り、稲妻形に折った紙垂(しで)を垂らす。
神社では社殿や鳥居、御神体となる岩や木などに張りめぐらされ、現世と神域を隔てる結界の役割を持つ。神域を示すほか、厄や禍を祓う意味も込められる。なお発祥については天岩戸神話に由来するという説もあり、諸説ある。
京都での例
京都の神社でも、本殿や鳥居、拝殿の前などに注連縄を見ることができる。正月にはとくに大きく立派な注連縄が掛けられ、参拝者を迎える神社も多い。
注連縄に垂れる紙垂の数や形、藁の太さは神社や地域によって異なり、形式にも違いがある。御神木や霊石に注連縄が巻かれている場合は、そこが神の宿る場所として特別に扱われていることを示している。参拝の際に注連縄の位置に注目すると、どこからが神域とされているかを読み取る手がかりになる。