用語 · 宗教用語
真言宗(しんごんしゅう)
平安時代初期に空海(弘法大師)が開いた密教の宗派。空海が唐の恵果から学んだ密教を基礎とする。大日如来を根本本尊とし、身・口・意の修行により「即身成仏」を目指す。高野山金剛峯寺を総本山とする。
- 開祖
- 空海(弘法大師)
- 本尊
- 大日如来
- 総本山
- 高野山金剛峯寺

真言宗とは
真言宗は、平安時代初期に空海(弘法大師)が開いた仏教の宗派で、空海が唐で恵果(けいか)から学んだ密教を基礎とする。秘密の教えを重んじることから密教と呼ばれ、大日如来を宇宙の真理そのものとする根本本尊として崇める。
空海は816年に高野山を修禅の道場として開き、823年には嵯峨天皇から京都の教王護国寺(東寺)を賜り、真言宗の根本道場とした。教えの中心は「即身成仏」で、この身のままで仏になれると説く。高野山金剛峯寺を総本山とし、後に多くの門派に分かれた。
京都での例
京都には真言宗の重要寺院が数多くある。東寺(教王護国寺)は空海が賜った根本道場で、五重塔や講堂の立体曼荼羅で知られる世界遺産である。
仁和寺は真言宗御室派の総本山で、出家した法皇が住職を務めた門跡寺院の発祥とされる。醍醐寺は真言宗醍醐派の総本山で、桜の名所としても名高い。これらの寺院では、護摩や曼荼羅など真言密教の世界観に触れることができる。真言宗の寺を巡ると、空海が日本にもたらした密教文化の広がりを実感できる。