用語 · 文学

徒然草つれづれぐさ

鎌倉時代末期に兼好法師(吉田兼好)が著した随筆。人生・自然・美意識など多彩な話題を全244段に綴り、無常観と趣の精神を伝える日本三大随筆のひとつ。

著者
兼好法師(吉田兼好/卜部兼好)
成立
鎌倉時代末期(1330年前後とする説が有力)
ジャンル
随筆
吉田神社(徒然草にゆかりのスポット)
吉田神社(徒然草にゆかりのスポット)

作品の特徴

「つれづれなるままに、日暮らし、硯にむかひて」で始まり、人生観・処世・自然・有職故実・恋愛・美意識など多彩な話題を全244段にわたって自在に綴った随筆です。

無常を見つめつつも、ものごとの「をかしさ」や趣を尊ぶ価値観が示され、後世の日本文化に大きな影響を与えました。

京都との関わり

兼好は吉田神社ゆかりの神官の家に生まれ、京で宮仕えののち出家して隠遁生活を送りました。

『徒然草』には『平家物語』の作者を信濃前司行長とする伝承が記されるなど、当時の京の文化や人々の逸話が数多く書きとめられており、中世京都の暮らしと精神をうかがう貴重な記録となっています。

徒然草にゆかりのある京都のスポット

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