清水寺(きよみずでら)


清水寺の歴史と見どころ

「京都といったら、まずは清水寺でしょ」というくらい超メジャーな観光スポットですね。なんでそんなにみんなが行くのかというと、やっぱり清水の舞台とそこから京都市内を一望する眺めでしょうか。あとお寺から下に降りる坂沿いにたくさんの商店があるので、お土産選びも楽しみのひとつになります。

清水寺ははるか平安の昔から信仰を集めていました。『源氏物語』にも参拝客で賑わっている清水寺の様子が描かれていますし、枕草子にも清水寺が登場します。
有名な「清水の舞台」も江戸時代には実際にそこから飛び降り自殺することが流行してしてしまい、寺が絶対に飛び降りさせないように奉行所にお願いしたというエピソードがあります。

ここから「清水の舞台を飛び降りる気持ちで」という「思い切って何かをすること」の表現が生まれました。当時は比喩じゃなかったんですね。

現在、このお寺には日本国内のみならず世界中から観光客が訪れています。ハイシーズンだろうがオフシーズンだろうが、雨だろうが雪だろうが関係なく大体混雑しているので、京都の人はよっぽどの用事でもないかぎりお寺のあたりには行ってないなぁ、という印象があります。

清水寺の名所案内。桜の写真とともに

 

山門と三重塔
山門と三重塔

780 (宝亀11)年、坂上田村麻呂の助力を得て延鎮上人という大和国の僧によって開かれました。

<仁王門>桧皮葺、入母屋造り。急な清水坂を登りきると見える最初の門です。両側にある仁王尊の高さはなんと4メートルあります。正面の「清水寺」と書かれた額は三蹟(歴代に残る3人の書道の大家)の一人である藤原行成によるもの。

<三重の塔>仁王門を入って右側にある朱色の塔です。本瓦葺き。大日如来を安置しています。

<経堂>1633(寛永10)年に再建されたもの。本瓦葺き、入母屋造り。釈迦如来像を安置しています。

<開山堂>778(宝亀9)年。寺のゆかりである延鎮上人像と坂上田村麻呂夫妻像を安置していますが、一般公開はありません。

清水寺
開山堂は田村堂ともいわれます

<本堂>国宝。ここが有名な「清水の舞台」。崖の上に立つ舞台は149本の束柱と貫が縦横に交わった「舞台造り」という工法で釘を一切使用していません。舞台の幅は約8メートル。
この舞台は文字通りの”舞台”として作られたもので、重要な法要の際にここで能や舞が奉納されます。堂内は内々陣、内陣、外陣に分かれ ています。内々陣には本尊である十一面千手千眼観世音菩薩が安置され、その左右には地蔵尊と毘沙門天が安置されています。一般参拝客が参拝できるのは大きな柱を境にした外陣のみです。

清水の舞台
清水の舞台

<釈迦堂>桧皮葺(ひわだぶき)、蔀戸(しとみど)。釈迦三尊を安置しています。

<阿弥陀堂>京都六阿弥陀霊場の一つ。法然上人が行い、そしてその後日本中を巻き込んだブームとなる「常行念仏」を初めて行ったところといわれています。阿弥陀如来像を安置しています。

<奥の院>本堂と同じ舞台造り。別名「奥の千手堂」。千手観音菩薩を安置。

<音羽の滝>音羽山から3本の滝となって水が湧き出ています。この清らかな水が寺の名前の由来となっています。延命水、金色水(長寿、知恵授けのお水) と呼ばれていて、関西出身の作家万城目学が書いた『とっぴんぱらりの風太郎』では、安土桃山時代にひょうたんにこの延命水を入れて寺のお土産として売っている店がでてきます。

桜と三重塔
桜と三重塔

狙い目は早朝参拝! 特別な時期の夜間拝観もおすすめ

とってもとっても混んでいる清水寺ですが朝は6時からあいています。今は外国人観光客も多く早朝でもそこそこの人出がありますが昼間行くよりは断然ましです。朝日の出とともに起きて、顔を洗って寺をお参りし、朝焼けの京都市内を見下ろしてからゆっくりと喫茶店で朝食をたべるというスケジュールがおすすめです。

また、夜に舞台がライトアップされる夜間特別拝観のときは21時まで拝観することができます。公式サイトをチェックしてください。

清水寺の詳細情報、拝観時間、拝観料

住所:京都府京都市東山区清水一丁目
電話番号:075-551-1234
拝観時間/営業時間:6:00-18:00(ただし時期により異なる)
拝観料・料金:400円、中学生以下200円
公式サイト

清水寺への行き方、駐車場、地図

バス

:市バス204,206,207,特207 「清水道」または「五条坂」下車徒歩10分

駐車場

:京都市清水坂観光駐車場など市営、私営駐車場が多数ありますが、シーズン中は周辺含め混んでいるのでオススメはできません。

地図

清水寺周辺の観光情報

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