清水寺・東山散策コース

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清水の舞台で知られる清水寺から、三年坂(産寧坂)、二年坂、高台寺、安井金比羅宮を経て八坂神社、知恩院、青蓮院へ、南から北へ向かいます。外せないのは清水寺と知恩院。北から南に向かうのはあまりおすすめできません。東大路は清水寺周辺は非常に混むので、バスで北に戻ろうとすると、この後どこに行くにも 時間がかかる可能性があるからです。 清水寺は平安時代から信仰を集めているだけあって、観光地として完成されています。清水の舞台だけでなく、暗闇の中を巡る胎内巡りなどの体験もできます。また春の桜や紅葉もが楽しめるように木々も新たに植えられたりもして、誰もが満足できるスポットです。 清水寺からは、これも風情のある三年坂を経由、そのまま北に向かうと高台寺、松原通をまっすぐ、これもまた京都のアイコンの一つである八坂の塔から東大路通を渡ると六道珍皇寺や縁切り・縁結びの碑で有名な安井金比羅宮、建仁寺のエリアになります。 清水寺から祇園までは、京都の代表的な観光地として整備されていますが、同時に神秘的なエリアでもあります。六道珍皇寺には黄泉の国へつながるとされる井戸があり、また幽霊が買ったという飴「幽霊飴」のお店、縁切りと縁結びのパワースポットである安井金比羅宮があったりと、聖俗のパワーがみなぎるエリアでもあります。八坂神社の隣の円山公園は、桜の季節は特にお勧めです。昼もいいですが、夜の暗さと桜の不穏な雰囲気はこちらも独特です。このコースはこの辺りで切り上げてしまう人も多いのですが、知恩院の巨大な山門と石段は非常に印象的ですし、柳の木の植えられた白川もなかなか素敵なので、できればそのまま北に足を伸ばしておきたいところです。 寄り道:知恩院まで来てしまえば、青蓮院や平安神宮もすぐです。また桜の季節は四条通りよりも北の白川通沿いの夜桜も良い風情です。