金戒光明寺(こんかいこうみょうじ)

金戒光明寺の歴史と見どころ

幕末に会津藩の本拠地にもなった浄土宗始まりの寺

「金戒光明寺」 は、1175(承安)5年に法然が比叡山を降りて最初に草庵を結んだのが始まりの寺。法然は浄土宗の開祖なので「浄土宗最初の寺院」といわれています。御影堂(本堂)には法然の遺影が安置されています。

こちらの見所は夕方。本堂などの伽藍は小高い黒谷の丘の上に西向きに立っているために、綺麗な夕日、夕焼けを見ることができます。お彼岸の時期には参拝者が多いそう。

この、丘から西へ京都を見渡すことができること、また4万坪という広大な敷地を有することから、幕末には  京都守護職 についた会津藩の本拠地が 金戒光明寺 に構えられました。そのため境内には会津藩殉難者の墓地もあります。幕末はたいそう物々しい雰囲気だったのでしょうが、今は全体にのどかな印象のお寺です。敷地が広く開放的なので、そこらで子どもが遊んでいたり近所の人がずっと立ち話していたり。

黒谷墓地には見事な桜の木があり、場所柄お弁当を広げたりはできませんが桜見物の穴場だと思います。

金戒光明寺
墓地にある桜

金戒光明寺の詳細情報、アクセス、地図

住所:京都府京都市左京区黒谷町
電話番号:075-771-2204
営業時間:
拝観料・料金:無料
公式サイト

バス

:市バス32,203番系統で「岡崎道」下車、徒歩5分

地図

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