永観堂(禅林寺)(えいかんどう・ぜんりんじ)

永観堂 (禅林寺)

永観堂・禅林寺の歴史と見どころ

山門を背景に美しい紅葉が見られることで有名

「永観堂」は、浄土宗西山禅林寺派総本山です。平安時代初期に書家の藤原関雄が山荘として建てたといわれていますが、のちに空海の弟子でる真紹によって、密教道場「無量寿院」と改められました。その後浄土宗に改宗しており、正式名称は「聖衆来迎山 無量寿院 禅林寺(しょうじゅらいごうさん  むりょうじゅいん  ぜんりんじ)」といいます。

1077年頃、永観律師がここで浄土念仏を唱えたことから「永観堂」と呼ばれるように。本堂の阿弥陀如来立像は、もとは東大寺にあった秘蔵されていたのを永観が見出し永観堂に鎮座されました。首を左後方にねじった珍しい姿で「見返り阿弥陀仏」と呼ばれています。後からついてくる衆生を振り返って救おうとしているお姿だといわれています。

京都では「秋はもみじの永観堂」と昔からいわれるほど紅葉の名所として知られ、特に山門の紅葉が有名です。シーズンには夜に境内のライトアップもあります。

(永観堂を含む京都のおすすめ紅葉スポットについてはこちら。)

永観堂・禅林寺の詳細情報、アクセス、地図

住所:京都府京都市左京区永観堂町48
電話番号:075-761-0007
拝観時間/営業時間:9:00-16:00(受付)
拝観料・料金:600円
公式サイト

バス

:市バス5,27番系統「永観堂前」下車東へ徒歩3分

地図

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