曼殊院門跡の歴史と見どころ
撮影厳禁の怖い掛け軸
寺名にある「門跡」とは、天皇家や皇室関係者とのつながりが深く、それらの人々によって代々継がれてきた寺院のことをさします。曼殊院門跡は700〜800年ごろに最澄が比叡山に作った坊のひとつを起源としていて、門跡となったのは1495年以降のことです。

本堂の大書院は柿葺き、内部には狩野探幽による襖絵があります。枯山水庭園は小堀遠州による作庭です。
とまあ、説明はそんな感じですが、曼殊院といえば、女性の幽霊を描いた掛け軸があり、そうゆうのが好きな人の間では有名です。この掛け軸の持ち主には必ず不幸が降りかかり、そのため人から人へ転々として、こちらの曼殊院で供養されています。「呪いの掛け軸」なんて呼び名があり実物はかなりの迫力があります。。。
そんな掛け軸を抜きにしても、春は桜、秋は紅葉が見どころのお寺で、紅葉の時期には境内がライトアップされる夜間拝観があります。

曼殊院門跡の詳細情報、アクセス、地図
住所:京都府京都市左京区一乗寺竹ノ内町42
電話番号:075-781-5010
拝観時間/営業時間:9:00〜16:30
拝観料・料金:600円
公式サイト
バス
:市バス5,特5番で「一乗寺清水町」下車東へ徒歩20分