東寺(教王護国寺)(とうじ・きょうおうごこくじ)

東寺(教王護国寺)

東寺の歴史と見どころ

東寺は教王護国寺ともいわれ、世界遺産に登録されているお寺です。
新幹線からも当時の五重の塔が見えます。郷愁を誘う姿で京都に住む人にとってはシンボリックな存在です。804年に空海が唐に出発したのとほぼ同時期に着工しています。

そもそもは平安京鎮護のための官寺でしたが823年に東寺が空海に勅賜され、空海の没後は真言密教の霊場として栄えました。
一時衰退しますが、1189年に文覚(もんかく)という日本各地を回って寺を修復したり寺の領地を保護したりしていたお坊さんが東寺の復興を行います。室町の土一揆や火災などによって金堂や塔なども何度か失われていて、現在の五重塔は徳川家光によって5度目に建て直されたものです。

東寺は地元の人に愛されている割に、観光的には少し控えめな印象があります。
そもそもが少し孤立した場所(京都駅から西南方向に少し下がったところ)にあるので、限られた時間で効率よく回ろうとすると後回しにされてしまうのかもしれません。
実際行ってみると東寺は広い境内はすっきと美しく整えられていて気持ちがいい場所です。
立派な日本密教の仏像をたくさん見ることができ、日暮れどきや雪の日、桜の時季の五重塔は特にロマンチックでとにかく「行ってよかった」と思える場所だと思います。

金堂
東寺金堂。金堂も数回なくなっていて、現存のものは1603年に再建されたもの。
講堂の大日如来像
講堂の大日如来像

毎月21日開かれる縁日「弘法市」

毎月21日には「弘法市(弘法さんともいう)」という縁日が行われたいへんな賑わいを見せます。骨董、雑貨、食品など、たくさんの出店がありとても楽しいです。
人気の京焼作家さんなんかがしれっと店をだしていて、失敗した器を安く売ってくれたりと、思わぬ出会いにワクワクします。柳宗悦も買い付けをしていたこともあったようです。当時に比べると掘り出し物に出会うことは少なくなったようですが、それでも掘り出し物を探すなら早朝に。毎月第一日曜日には骨董市(がらくた市)も行われています。

東寺の詳細情報、アクセス、地図

住所:京都府京都市南区九条町1
電話番号:075-691-3325
拝観時間/営業時間:8:30〜17:30 冬季は16:30まで
拝観料・料金:500円
公式サイト

電車

:JR京都駅から徒歩15分

地図

東寺周辺の観光情報

寄り道できる名所

Share on Facebook
LINEで送る
Pocket