柳桜園茶舗(りゅうおうえんちゃほ)のかりがねほうじ茶

柳桜園茶舗

柳桜園茶舗

鳥獣戯画の缶に入ったほうじ茶が人気

京都御所の南側のエリアを「御所南」といいます。京都の超高級住宅街、隠れたオシャレスポットも点在する閑静な場所です。そんな御所南の、二条御幸町にひっそりと佇む「柳桜園茶舗」は、過度に観光地化されていない、こじんまりとした規模感が良い感じのお店です。

「柳桜園茶舗」はもともと三千家(裏千家、表千家、武者小路千家という茶道の三大流派のこと)などに抹茶を卸している専門店。煎茶やほうじ茶も売っています。店内は、手前がお客が入る土間、奥が小上がり畳敷のスペースになっていて、古いお茶の壺がならんでいたり、使い込まれた木製の帳場台があったりして、「昔からここでご商売されてたんだなぁ」となんだかありがたみを感じてしまう素敵な佇まいです。

そんな柳桜園さん、最近では、知る人ぞ知る京都観光のお土産として、かりがねほうじ茶「香悦」や「金」が全国的に人気です。かりがね(雁が音と書きます)というのは「茎茶」、「棒茶」のこと。茶の葉の茎の部分のみで作ったお茶ですね。

一般的には葉の部分のお茶よりも安価とされる雁が音ですが、上等な一番茶の雁が音は甘みがあり香ばしい香りの中にもまろやかさがあって美味。すっきりと飲みやすく、高級品とされています。

柳桜園のかりがねほうじ茶は普通のパッケージ(写真)と、鳥獣戯画が描かれたパッケージがあります。どちらも素敵ですが、お土産には鳥獣戯画のほうが目を引くかな。

柳桜園茶舗の詳細情報、アクセス、地図

住所:京都府京都市中京区丁子屋町690
電話番号:075-231-3693
営業時間:9:00~18:00

地図

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