護王神社のリストラ除けお守りの御利益、特徴
社員証の裏に入れれば、嫌な上司からあなたを守ってくれます
正式名称は「職難御守」。
サラリーマンが日頃身につけている社員証やIDカード、名刺入れなんかに入れることができるカード型のお守りで、リストラが避けられる、クレーム対応がうまくいく、職場環境が改善する、など仕事運のご利益がいただけます。姉妹守りとして、就職・転職・出世に御利益がある「官職御守り」があります。(写真は官職御守のほうです。上の文字が違うだけでデザインは同じです。)
なぜ足腰の神様で知られる護王神社で、仕事の御守りなんでしょうか。
護王神社は平安時代に活躍した和気清麻呂公を祀った神社なのですが(詳しくは護王神社の記事へ)、その和気清麻呂公は、平安時代の僧で権力者であった銅鏡が、自分を天皇にしようと画策した「銅鏡事件」のとき銅鏡が天皇になろうとするのを阻止した人物。和気清麻呂公は銅鏡の脅しや懐柔に屈することなく信念を貫くことで、周圍から高く評価されました。
このように和気清麻呂という人は、ものすごく有能だったのですが、それが仇となってライバルの妬みを買ってしまいます。
時の天皇にも嫌われてしまい「お前なんてきたなまろだ!」なんていわれてあげく流刑までさてしまったのですが、その天皇が崩御するとともに政界にカムバック。灌漑工事とか平安京遷都とかいい仕事をし続け、没後1000年以上経ってから功績がたたえられ神号まで授かりました。
そんなデキル男=和気清麻呂のご利益を存分に受けられるユニークな御守りです。和気清麻呂といのししの関係についてはこちら。
職難御守り、官職御守り/護王神社 各700円
護王神社の詳細情報、地図
住所:京都府京都市上京区烏丸通下長者町下ル
電話番号:075-441-5458
拝観時間:6:00〜21:00