貴船神社(きふねじんじゃ)


貴船神社の歴史と見どころ

「貴船神社」は『古事記』や『日本書紀』にも登場する非常に歴史の古い神社で、そのはじまりや創建年は不詳。地名としての貴船は、玉依姫が黄船に乗って淀川から貴船(黄船)に上陸したのがはじまりとも、また元来は山林の神としての木生根(木生嶺)の神であったともいわれています。ちなみに地名の場合は「きぶね」と読みますが、神社は濁らず「きふね」といいます。

高龗神(たかおかみのかみ)という龍神をお祭りしている水の神様です。平安遷都後は治水、祈雨祈晴の神として人々に崇敬されました。神社の脇には水流豊かな貴船川が流れ、船形石や、水占い、御神水(神聖な湧き水)など、水にまつわる場所がたくさんあります。

水とゆかりが深い貴船神社は夏がおすすめのシーズン

貴船神社の脇を流れる貴船川は、鞍馬川と合流して賀茂川へとつながっています。水がとても綺麗な川で、神社の近くでは料理やお酒がたのしめる川床もでています。市街地の床よりもずっと涼しくて風が気持ち良いです。

夏は市街地よりもだいぶ涼しいですし、夏の観光におすすめ。叡山電鉄からの車窓の風景、駅からの道など良い感じの「旅感」があって、個人的にもとても好きな場所です。紅葉の名所としてもしられています。

貴船神社の紅葉はこちらの記事を御覧ください。

貴船神社
緑に朱色の門が映えます
貴船神社 奥宮
奥宮
貴船神社周辺
叡山電鉄「貴船口」。雰囲気があります。

縁結びの神様としても有名

平安時代の歌人、和泉式部が夫の心変わりに際して恋愛の願いをかけ、見事にそれが叶ったことというが評判となって、貴船神社の「結社」は「恋の宮」として話題に。そんな昔から今に至るまでご利益があるとは!

唯の社がお祭りしているのは磐長姫(いわながひめ)という神様ですが、磐長姫自身は恋を成就できなかったばかりか、見た目が醜かったので嫁ぎ先から送り返されてしまうという悲しいお話がある姫です。磐長姫は自分自身の悲しみを胸に、「私は多くの人の良縁を祈ろう」としてここに鎮座されました。

結社は本宮と奥宮の間にあり、よく女性たちやカップルがお参りしています。縁結びの神様のところにカップルでお参りしてはいけないという話もありますが、こちらの磐長姫は優しそうなので平気じゃないかな、と。

貴船神社
新緑が爽やかな初夏の参拝がおすすめです。

「丑の刻参り」と貴船神社

貴船神社は、藁人形と五寸釘で恋敵や憎い相手を呪い殺す「丑の刻参り」で有名ですが、
これは貴船神社の神様・貴船明神が「丑の年の丑の月の丑の日の丑の刻」に現れたという縁起から、橋姫伝説やらを交えながら派生してできたといわれる呪いの方法です。

江戸時代にはすでに呪いの方法が確立していたらしく、これは昔話ではなく、今も、とか、なんとか……

貴船神社の詳細情報、アクセス、地図

住所:京都府京都市左京区鞍馬貴船町180
電話番号:075-741-2016
拝観時間/営業時間:
拝観料・料金:無料
公式サイト

電車

:京阪叡山電鉄「貴船口」下車徒歩30分
(紅葉時の車窓の景色は非常にきれいですが、神社まではかなりの距離があります。また道幅が狭く、駐車場もないので車は避けたほうがよいです。)

地図

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