方広寺(ほうこうじ)

方広寺

方広寺の歴史と見どころ

豊臣家の終わりと秀吉の大仏

方広寺は秀吉が1586年に建てたお寺です。豊臣秀吉の晩年はかなりいっちゃってたというのは有名な話ですが、そのことを示す一例が、方広寺盧遮那仏の建立です。

奈良の東大寺のような大きな大仏を作ろう!と思い立った秀吉は、国中から材料を集めて19メートルもの大きさの盧遮那仏を作ります。このとき、刀狩りで取り上げた鉄も使われました。

方広寺は、もともとこの大仏を安置するために1586年に建てられた寺で、
大仏殿と呼ばれていました。1595年には大仏自体も完成するのですが、建立間もなく(1596年)、地震によって大仏は崩壊。しかも大仏殿は壊れなかったというのですから、よっぽど安普請で急いで作らせたということでしょう。

思いが断ち切れない秀吉は、長野の善光寺にあった如来像を無理やり、大仏の代わりにしようと京都に持ってきますが、それが厄災をもたらしたのか、自身が病に倒れてそのまま死んでしまいます。秀吉の死後、豊臣秀頼によって大仏の復興が計画されますが、工事中に大火災がおきて仏像もパァに。

1608年、懲りずにふたたび仏像建立を計画しあとは開眼供養を待つのみというところまできますが、ここで有名な方広寺鐘銘事件が起こります。

方広寺で作られた大梵鐘に「国家安泰、君臣豊楽」と刻まれていたことが家康の名前をぶった切るとは何事だと徳川の怒りを買い、豊臣家は大阪の陣というむちゃぶりの喧嘩をふっかけられて没落してしまいます。さらに、このときの仏像は大阪の陣の後1662年に地震で崩壊………。

なんの呪いか、因果か、こんなにも上手くいかないことはあるのかという秀吉の大仏。現在の方広寺には、10分の1に縮尺した盧遮那仏と、方広寺鐘銘事件の大梵鐘が残されています。

方広寺の詳細情報、アクセス、地図

住所:京都府京都市東山区正面通大和大路東入茶屋町
電話番号:075-561-1720
拝観時間/営業時間:9:00-16:00
拝観料・料金:本堂のみ料金200円

バス

:市バス 206,208 207,特207 で「博物館・三庶O間堂前」または「東山七条」下車北に徒歩5分。

地図

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