吉田神社の歴史と見どころ
京都大学正門の東側、吉田山にある「吉田神社」。859年に奈良春日の神を招き平安京の鎮守社としたのが神社のはじまりです。室町時代末期の1400年後半に吉田兼倶が吉田神道(唯一神道)を起こしたときに、この神社を信仰の拠点としました。いわば神道の総本山みたいなもので、江戸時代までは神社界に絶大な影響力を持っていました。
全国の式内神3132座を祀っているという「大元宮」は八角形の特殊な形状をしていてこれは吉田神道の原理をあらわしています。
厄除け、開運のご利益がある神社で、毎年節分の時期には節分祭という室町時代から続く大きな厄除けのお祭りがあり、たいへんな人出で賑わいます。

吉田山の山頂は吉田山公園になっており山頂は木々が高く、周囲の風景を楽しむのは難しいですがいい運動になります。公園には京都大学の前身のひとつ、旧三高寮歌『逍遥の歌』の「紅萌ゆる」の歌碑があります。
参拝がてら、吉田山にあるカフェ茂庵に足を運ぶのもいいですね。

吉田神社の詳細情報、アクセス、地図
住所:京都府京都市左京区吉田神楽岡町30
電話番号:075-771-3788
営業時間:
拝観料・料金:無料
吉田神社への行き方:
バスでアクセス
:市バス17,203番系統で「北白川」下車、徒歩5分