亀廣永「したたり」の魅力
祇園祭のために作られた 琥珀色の涼やかな菓子
寒天と黒砂糖で作られたさわやかなお菓子「したたり」。もともとは、祇園祭の時期に菊水鉾に携わる人々をもてなすために考案されたお菓子だったようですが、それが評判を呼び、今は年間を通して買うことができます。

ちなみに菊水鉾というのは祇園祭に出る山車のひとつ。祇園祭では山車ではなく山鉾といいます。一つの鉾は一つの町にそれぞれ帰属しています。
「したたり」は羊羹のような棒状で、1本1100円。好きな厚さに切っていただきます。黒い見た目ですが、細く切ると透明感のある琥珀色に。沖縄産黒砂糖の優しい香りとコク、口に入れるとほろっと崩れながらなくなっていく独特の食感が魅力です。年中買えるといってもやはりシーズンである6、7月ごろが商品も人気になりますね。
亀廣永の詳細情報、アクセス、地図
住所:京都府京都市中京区高倉通蛸薬師上ル和久屋町359
電話番号:075-221-5965
営業時間:9:00-18:00