建仁寺(けんにんじ)

建仁寺の歴史と見どころ

明庵栄西が開山した日本最古の禅寺

「建仁寺」は鎌倉時代の1202(建仁2)年、源頼家の援助によって、明庵栄西を開山とし建立されました。臨済宗建仁寺派の総本山で、日本最古の禅寺といわれています。当時は禅だけではなく、天台宗と密教も修行できる道場でしたが、宋(中国)から蘭渓道隆という禅僧が入寺してからは禅寺となりました。
室町時代には、中国の制度をまねて作った「京都五山」という幕府が認める京都臨済宗の寺ランキングで建仁寺は第三位となって、足利幕府の大きな保護のもと隆盛しました。

そのため、琳派の代表作であり国宝となっている俵屋宗達の「風神雷神図」二曲屏風をはじめ、「花鳥図」、「雲竜図」、「山水図」等の旧障壁画など、絢爛な数多くの文化財が所蔵されています。※現在建仁寺にある風神雷神図屏風は複製。本物は京都国立博物館にあります。

伽藍は、勅使門や方丈が国の重要文化財に指定されています。江戸時代末期に建てられた山門も立派です。また、伽藍を取り囲むように14の塔頭寺院があります。

建仁寺
本坊の中庭にある潮音庭

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建仁寺の詳細情報、アクセス、地図

住所:京都府京都市東山区大和大路通四条下ル四丁目小松町584
電話番号:075-561-0190
拝観時間/営業時間:10:00〜16:00
拝観料・料金:500円
公式サイト

バス

:市バス206,207,特207番「東山安井」から西へ5分

電車

:京阪四条駅から徒歩7分

地図

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