鴨川(かもがわ)

鴨川

鴨川の魅力、見どころ

鴨川があるからこその京都

このサイトでは賀茂川と書いたり加茂川とも書いたりしてますが、高野川と合流地点から上流を賀茂川、下流を概ね鴨川と呼ぶことが多いです。加茂川と書くのは江戸時代のことだという説もありました。めんどくさいので以下、鴨川とします。

鴨川全体がしだれ桜の名所
向こうの山の紅葉もきれいです。
秋の鴨川

鴨川でおすすめのスポットを紹介

出雲路橋のあたり
比叡山が見えて桜もあって、雰囲気も良くてって感じのオススメの場所は出雲路橋のあたりです。(付近に観光地はないですけど) このあたりは五山の送り火(大文字焼き)鑑賞の穴場的ベストポイントの一つでもあります。

五条の桜
桜って毎年いつ咲くのか、満開にいつなるのかという見極めが難しいっていうか、3ヶ月前に計画している旅行で開花を的確に当てるのはほぼ無理ですよね。行ってみたけどまだつぼみだった!なんてことも多いです。そんなときに行きたいのが五条大橋付近。このあたりのしだれ桜は少し気の早い桜ばかりで、早々に満開になります。四条とか三条に比べると人通りはぐんと少ないですし、ゆっくりお花見できますよ。

鴨川
川と桜。五条大橋近くで

荒神橋近くの飛び石
鴨 川には飛び石で川を渡れる場所がいくつかあります。トントントンッと石をリズミカルに踏んで進んでいくのは子供ならずとも楽しいです。その中のひとつ、荒神橋近くの飛び石は、石の形が亀になっていて可愛いですし、中心地からほど近いので何かのついでに興味があれば寄ってみてください。

鴨川飛び石
これは賀茂大橋ちかくの飛び石です

川床という文化

5月くらいになると先斗町の鴨川沿いの飲食店が一斉に床の準備をします。納涼床というくらいですから、暑い京都の夜を涼しく過ごすための知恵なのでしょうが、いえいえ真夏は暑くてとてもいられません。でもさらりと涼しい初夏の夜に床に行けて、そこで鱧とか鮎とか食べてるとああ風流だなぁと思います。床は人気なので、どのお店もきちんと予約するのが無難です。同じように床が出ているお店でも値段も味もピンキリ。同じ川床でも、貴船の床は圧倒的に涼しいです。余談ですが飲み会つながりだと、高野川と合流する出町柳の辺りは「鴨川デルタ」と呼ばれていて、大学生がよく飲み会をしています。

鴨川と動物

よくいるのはサギ。春には可愛いカルガモの親子が見られたりします。困り者なのはトンビです。川沿いで何か食べたり飲んだりしていると高確率で襲われますので気をつけて!

鮎釣りをしている人を結構見かけますが、上流ならともかく街中で釣った鮎って食べられるんでしょうか。最近は外来種のヌートリアが棲みついたりもしてます。台風になると鴨川は氾濫寸前になるんですが、すると上流のオオサンショウウオが流れてきて後日街のほうで見つかったりすることもあります。

周辺の観光情報

寄り道できる名所

近くで買えるお土産

近くのカフェ&食事