護王神社(ごおうじんじゃ)

護王神社

護王神社の歴史と見どころ

いのししがシンボルマスコットの護王神社は足腰の怪我や、就職、出世にご利益がある神社です。

護王神社といえばいのしし

これは和気清麻呂のピンチを救ったいのししの故事に由来しています。時の権力者であった銅鏡という僧があろうことか自分を次の天皇にしようと画策した「銅鏡事件」。これを阻止したのが和気清麻呂なのですが、そのせいで怒り狂った銅鏡に足の健を切られてしまいます。

立つこともできない清麻呂公はなおも銅鏡の追っ手に追われますが、彼の車(輿)を取り囲み、守ってくれたのが300頭ものいのしし。難を逃れた清麻呂公。いのししの不思議なパワーか、やがて足の傷も癒えたとさ。

……というお話です。

ここから護王神社は、足腰の健康や病気や怪我の治癒、ぜんそく封じなどのご利益が得られます。またいのししに縁あることからいのしし年のかたは特にパワーをもらえるそう。

狛犬ではなく狛いのししが歓迎してくれます。
狛いのしし。可愛い。

出世や職難のご利益も。

護王神社の祭神である和気清麻呂は、平安時代に活躍した貴族で、平安京遷都を進言した人物としてもしられています。当時は貴族が政治を担っていた時代。和気清麻呂はとても有能な政治家でしたが、時の権力者であった僧、銅鏡にたて突いたために左遷されたり、流罪にされたりと散々な目にあいます。銅鏡失脚後は復権して桓武天皇の時代には出世して高官となり、庶政に力を尽くします。大きな川をつないで都の物流を革新したり、平安京への遷都を計画実行したりと、多くの功績を残しています。

そんな超仕事のデキル男、和気清麻呂公をお祀りしているので、護王神社では「いい仕事に就ける」、「出世する」、「仕事がうまくいく」、「左遷やリストラに強い」、というまさにサラリーマンにぴったりの面白い御守りがあります。詳しくはこちらの記事をどうぞ。

護王神社の官職御守
出世に効く御守り。詳しくはこちら

護王神社の詳細情報、アクセス、地図

住所:京都府京都市上京区烏丸通下長者町下ル
電話番号:075-441-5458
拝観時間/営業時間:
拝観料・料金:無料
公式サイト

地図

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